仕事の価値観
僕は人材系の会社に5年勤めています。
やはりこの仕事をしていると働くことについて考えることが多いです。

毎日、何十、何百といった企業の求人票や個人の職務経歴書を読み他人の仕事の価値観に触れるので、仕事についての価値観みたいなものを形成しやすい環境にいるのかもしれません。
仕事とは、「生きることそのものである」「自己肯定を生むもの」「お金を稼ぐ手段に過ぎない」、それはもう色々な価値観があります。
そんな中で僕が思う、割と長期的に、死ぬ直前に良い人生だったと思えるような仕事に対する価値観を述べたいと思います。



自分らしい「個性」を出して働くという仕事の価値観


まず、合わない環境とはどんな環境かを考えます。
それは「自分の考えや価値観」と「上司や同僚との考えや価値観」が合わないということだと思います。
この価値観とは、色々なものを差します。
よく価値観が問題になるのは、結婚においては金銭感覚や子育て観、もったいないと感じる点とかです。
ミュージシャンだと音楽性とかになります。
仕事においての価値観は、自由か規律か、フラットか階層か、論理か気持ちか、とかが問題になってくると思います。

価値観という言葉自体が持つ意味は多様でも、仕事における価値観というとだいぶ狭くなります。

そして上司や同僚の考えは、会社が持つ価値観に色濃く反映されています。
保守的な価値観の強い会社だと、社員もそういう人が多くなるし、ベンチャー気質な会社は、社員もまたそういう考えの人が多くなりますよね。

以上を整理すると、合わない環境とは、会社が持つ仕事における価値観が、自分の仕事における価値観と合わない状況と言えるのではないでしょうか。

会社は、会社の価値観で行動してほしいと思っています。
その方が効率的だからです。
なので、個人の方が我慢して自分の価値観を出さなくなると思います。

僕も営業時代は、合理性よりもノリを重んじる感じがあまり合わなくて鬱になりかけました。
理系院卒・論理優先型の僕が地方で営業を1年やって鬱になりかけた話

勤務時間ずっと、自分の価値観と異なる価値観で仕事をしないといけないのは、とても苦しいことですよね。

しかし、異なる価値観の中で仕事をするのは仕方が無いことなのでしょうか?
僕はそうではなくなっていくと思っています。

一つには、AIの発達によって、人間の「個性」が重要になると考えられるからです。
ロボットでできる範囲がかなり広がってきているし、今後もある程度定型化できるものに対しては置き換わっていくことが予想されます。

すると、人間にはロボットにできない分野の仕事をすることが期待されます。
それが一つに「個性」なのではないかということです。

とあるコンビニの店員さんに「自分の行動を全部口に出して説明しちゃう」人がいました。
「お弁当、レンジに入れま~す」「袋にお弁当を入れま~す」と言って楽しそうに仕事をしています。

別のとある店員さんは、アイスを買って、「袋いらないです」と言ったら、不思議そうな顔をしてアイスの袋を破ってきました。

個性的だと思いませんか。

仏頂面で仕事をしている人よりも、堂々と輝いて見えます。

要は個性とはそういうことだと思います。

・・・違うか。

もう一方では、人間の方も「個性」を出してはたらきたいという欲求が高まっていると思います。
誰にでもできる仕事より、自分だからこそできる仕事がしたい、好きだと思えることを仕事にしたい、というような欲求です。

例えば、日本仕事百貨というサイトはそういった「個性」を大切にする仕事情報サイトですが、そういったニーズを掴んでいるのだと思います。


f:id:HighCor:20180411232929p:plain


shigoto100.com


「生きるように働く」をコンセプトにしています。
内容も真に迫っていて、価値観が伝わってきます。
こういうサイトなら、会社の価値観もわかるし、そこで働いている人たちの価値観も伝わってくる気がしませんか?

「自分に合う環境で創造性豊かに働く」という仕事の価値観


僕は今の大人が割と自分を殺して、上の言うことを唯々諾々とこなしていることが多いと感じています。

大学生までは生き生きしていたのに社会人になって輝きを失う人が結構いるように感じています。
合わない環境にいるにも関わらず、生活のために無為に過ごしているように見えます。

それは、自分に合う環境を就職活動のときに見つけられなかったことに一つの原因があるのでは、と考えています。

なので、就活生がコワーキングスペースに来て、そこで偶然出会う企業や社会人、起業家、フリーランス、就活仲間、後輩とかと何か化学反応を起こす、みたいな世界がくればいいと思っています。

就活中、同じ面接を受けた就活仲間とご飯食べに行ったりした経験ないですか?

関心は近いけど、所属は近くない仲の人と交わることって、いい情報交換になることが多いみたいです。

そういうのが生み出される空間が増えてほしいです。
リクルートスーツだけでなくて、自分らしくいられる場所で就活できたらいいよなぁとか思っています。

Googleが「プロジェクトアリストテレス」で明らかにしたのも、最も生産性の高いチームに共通する特徴は心理的安全性、つまり自分の思ったことを言っても責められたり非難されたりしない心理的に安全に思えるような環境があるチームだということでした。

簡単に言うと皆が自分らしくいられるチームの生産性は高いということかなあと。

世界の最先端企業が自分らしさを大切にするのであれば、多くの組織もそれに流れていくだろうなぁと思うし、これが実感にも合う気がします。

ということで、僕は今後世の中がそういう方向に進むだろうなぁとなんとなく思っています。


仕事の価値観が合う職場の見つけ方


会社なんてどこも同じと考えている人もいるかもしれませんが、会社ごとのカラーって結構違うものです。

小さい会社であれば、特にトップの影響力は大きいです。
小さい会社に就職しようと考えている人であれば、是非その人と飲みに行ってみて下さい。

その人の価値観・思想がにじみ出てくるのが、組織の面白く、恐ろしいところです。
評価や人事制度、命令系統、勤務形態、あらゆるところにトップの価値観は反映されます。

大きい会社の場合は、社風と直属の上司の両方を知っておいた方がいいです。
社風は付き合う社員の性格の方向性が一定わかるので重要です。

ただ結局自分への影響が大きいのは直属の上司です。
飲みに行けなくても、入社前の面談で職場の雰囲気を見て良いか尋ねてみたり、年齢が最も近い社員の話を聞いてみたいとか言って雰囲気を少しでも掴んで下さい。

人事が感じが良くても、それはそれ、これはこれなので注意して下さいね。


自分がこの職場の雰囲気は居心地が良いと感じるところに就職して下さい。
それが言語化されていなくても自分なりの仕事の価値観なのではないかと思います。

あとはyentaというビジネスマンのマッチングアプリがオススメです。
yenta-審査制ビジネスマッチングアプリ
yenta

僕も結構使っていて、無料とは思えないクオリティの高さで、自分の志向性と合う人をマッチングしてくれます。

毎日10人を会いたい、会いたくないとスワイプするだけでマッチングしてくれるのです。

これでいろんなビジネスマンと会って、自分とフィーリングが会う人が多そうな業界や業態、社風の会社を見極めていくのもありだと思います。

関連記事


現在の会社の価値観が合わない方へ。

転職したいなと考えているかたは実際に動くのが良いと思います。


転職経験者は、日本仕事百貨で転職先を探してみるのも一つです。

転職未経験者は、下のページから、転職活動の始め方を見てみてください。
転職活動の始め方。転職エージェントか、転職サイトか?人材業界5年の僕が解説

特に20代の方はこちらも知っておくと良いです。
初めての転職で不安。プロが20代・未経験でも成功する方法を伝授。

会社の価値観とは合うのだけれど、職種で合わないパターンもあります。
営業で鬱になりかけて、企画で生き生きしているのが僕だったりします。
理系院卒・論理優先型の僕が地方で営業を1年やって鬱になりかけた話

他にも、副業をすることで現職の比率を下げるのも手です。

一つの価値観に縛られるのは、精神的にキツいと思うので、自分の意思をより反映させやすい場所を確保してみて下さい。

僕はカテマッチという地域のママさんのマッチングサイトを作ったら300名近い登録をしてもらえました。

これを作るのは自分の意思なので、自分の価値観に沿って仕事が進められました。

こういう場所を作るのも手だと思います。

少しでも興味を持って下さった方がいましたら、Twitterをやっているので見てください。
自分の価値観に合わせた働き方をしようと少しずつですが、動いているかと思います。