人材の会社に5年勤めています。
やはりこの仕事をしていると働くことについて考えることが多いです。

毎日、何十、何百といった企業の求人票や個人の職務経歴書を読むので、仕事についての価値観みたいなものを形成しやすい環境にいるのかもしれません。
仕事とは、「生きることそのものである」「自己肯定を生むもの」「お金を稼ぐ手段に過ぎない」、それはもう色々な価値観があります。
そんな中で僕が思う、割と長期的に、死ぬ直前に良い人生だったと思えるような仕事に対する価値観をつらつらと述べたいと思います。



自分らしい「個性」を出して働くという仕事の価値観


現代の仕事は個性を出すよりは、なるべく色を出さず、平準化された仕事をすることが求められます。
チェーン店などで、同じお金を払っているのにサービスが違ったら不公平というのもあります。

しかし、AIの発達によって、ロボットでできる範囲がかなり広がってきているし今後もある程度定型化できるものに対しては置き換わっていくことが予想されます。
すると、人間にはロボットにできない分野の仕事をすることが期待されます。
それが一つに「個性」なのではないかということです。

コンビニの店員さんでも、「自分の行動を全部口に出して説明しちゃうAさん」や「アイスを買って、袋いらないですと言ったら、不思議そうな顔をしてアイスの袋を破ったBさん」が実在するのですが、個性的だと思いませんか。
仏頂面で仕事をしている人よりも、堂々と輝いて見えます。
要は個性とはそういうことだと思います。
・・・違うか。

もう一方では、人間の方も「個性」を出してはたらきたいという欲求が高まっていると思います。
誰にでもできる仕事より、自分だからこそできる仕事がしたい、好きだと思えることを仕事にしたい、というような欲求です。

例えば、日本仕事百貨というサイトはそういった「個性」を大切にする仕事情報サイトですが、そういったニーズを掴んでいるのだと思います。


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shigoto100.com


「自分に合う環境で創造性豊かに働く」という仕事の価値観


僕は今の大人が割と自分を殺して、上の言うことを唯々諾々とこなしていることが多いと感じています。
大学生までは生き生きしていたのに社会人になって輝きを失う人が結構いるように感じています。
合わない環境にいるにも関わらず、生活のために無為に過ごしているように見えます。
それは、自分に合う環境を就職活動のときに見つけられなかったことに一つの原因があるのでは、と考えています。
なので、就活生がコワーキングスペースに来て、そこで偶然出会う企業や社会人、起業家、フリーランス、就活仲間、後輩とかと何か化学反応を起こす、みたいなことをやりたいと考えています。


就活中、同じ面接を受けた就活仲間とご飯食べに行ったりした経験ないですか?関心は近いけど、所属は近くない仲の人と交わることって、いい情報交換になることが多いみたいです。そういうのが生み出される空間を作りたいです。
リクルートスーツだけでなくて、自分らしくいられる場所で就活できたらいいよなぁとか思っています。


Googleが「プロジェクトアリストテレス」で明らかにしたのも、最も生産性の高いチームに共通する特徴は心理的安全性、つまり自分の思ったことを言っても責められたり非難されたりしない心理的に安全に思えるような環境があるチームだということでした。簡単に言うと皆が自分らしくいられるチームの生産性は高いということかなあと。


世界の最先端企業が自分らしさを大切にするのであれば、多くの組織もそれに流れていくだろうなぁと思うし、これが実感にも合う気がします。


話す前はここまで考えていなかったので、飲んで話しながら自分の考えを広げてもらった感じです。


ということで、僕は今後世の中がそういう方向に進むだろうなぁとなんとなく思いながら、自分の事業を前に進めて行けたら良いなと思っています。


仕事の価値観が合う職場の見つけ方


会社なんてどこも同じと考えている人もいるかもしれませんが、会社ごとのカラーって結構違うものです。
小さい会社であれば、特にトップの影響力は大きいです。
小さい会社に就職しようと考えている人であれば、是非その人と飲みに行ってみて下さい。
その人の価値観・思想がにじみ出てくるのが、組織の面白く、恐ろしいところです。
評価や人事制度、命令系統、勤務形態、あらゆるところにトップの価値観は反映されます。
大きい会社の場合は、社風と直属の上司の両方を知っておいた方がいいです。
社風は付き合う社員の性格の方向性が一定わかるので重要です。
ただ結局自分への影響が大きいのは直属の上司です。
飲みに行けなくても、入社前の面談で職場の雰囲気を見て良いか尋ねてみたり、年齢が最も近い社員の話を聞いてみたいとか言って雰囲気を少しでも掴んで下さい。
人事が感じが良くても、それはそれ、これはこれなので注意して下さいね。


自分がこの職場の雰囲気は居心地が良いと感じるところに就職して下さい。
それが言語化されていなくても自分なりの仕事の価値観なのではないかと思います。


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