デザイナー太刀川瑛弼氏の講演が会ったので行きました。
東京都の震災のサイのデザインであったり、JRの青森の南部せんべいラスク等で人気のおやつTIMESのプロデュースを行っている方です。
1時間半くらい話してくれましたが、簡単に2点、特に仕事で活かせそうなところに絞って綴りたいと思います。
僕なりの解釈になるので間違えていたら申し訳ないです。


1.デザイン思考とは、イノベーションを起こす思考法


太刀川氏曰く、デザイン思考では、以下2点が重要みたいです。


形の達人
関係の発見


世間的では、「イノベーションを起こすには、AとBの新しい組み合わせ(関係)を発見することが重要だ」ということ、つまり②が結構言われているが、実はその関係を良くする「形」を熟知していること、つまり①も重要だということを強調していました。


その場にあったマイクとペットボトルを例に挙げて、


マイクとペットボトルをガムテープでくっつけるのもデザインではあるがイノベーションとまでいかず、


マイクの話す丸い部分の先っぽから飲み物がぴゅーっと出るようになったらイノベーションかな、みたいな話をしていました。


f:id:HighCor:20180616120714j:plain


その形が生む関係にムダが少ないというか。


形が生まれると関係が生まれる。


その関係が良くなることが良いデザイン。


こんなことを言っていましたが、これは企画のデザインとかでも言えると思います。


無駄な形を減らしてスムーズに水が流れるイメージです。
デザイン思考とは、形が生む関係が良くなるように設計し実現しようとすることなのかなと僕なりに解釈しました。


日ごろの仕事でも、その形にした時に、もっと無駄がなくなるようないい形がないかデザイン思考で考えてみることにします。


2.仕事相手からYESを生み出す方法


こちらも結構、仕事で使えるなと思いました。
仕事において、こちらの思惑があるのと同様に相手にも思惑があります。
相手からの要望が、こちらにとって良いと思えなかったり、こちらの自由度が非常に小さくなってしまったりすることはあると思います。
「土地の名産の○○を使って、うちの知名度を上げてよ」
そんなときに無下に断ったり、こちらの要望を通そうとしても、その仕事は上手くは進みません。
そんなときは、手の可能性も広げる質問も追加して答えるみたいです。
「もちろん○○は土地を代表するもので、知名度を上げることはできるとは思います。さらに△△というコンセプトを使うのはいかがでしょうか。このコンセプトを象徴するようなあなたの地域出身の起業家がたくさんいます。
既存のイメージだけでなく、新たに△△というイメージで新鮮さもアピールできると思います。」
相手にもメリットを感じてもらいつつ、こちらもわくわくするような提案をする。
これが成功すると両者がわくわくするような仕事ができそう、というのは僕もそう思います。
まぁ、かならずしも相手が賛同してくれるわけではないですが、少しでもこちらの自由度を上げたり、相手のビジョンに近づけるような質問はするみたいです。


以上2点、仕事で使いながらより精度を上げていけそうな考え方ではないですか?
実際は奥深い考えだとは思いますが、実践する中で考えを進めていけそうな気がします。

デザインだけでなく、働く上で自分の未来を考えることに手助けになる一冊です。
是非ご覧あれ。