カテゴリ: ビジネス

僕は、失敗が許されない社会よりは、何度も挑戦できる社会の方が豊かだな、と思います。

その意味で転職しやすい社会の方が豊かになりやすいんだろうなと思っています。

では転職しようと考えたときに、現状の転職者はどのような情報に触れるのでしょうか。

転職会議、VORKERSのような会社の口コミサイト、転職支援会社からの情報、企業のWebページ・・・

転職先の情報を入手して期待と齟齬がないか入念にチェックすると思います。

しかし、これらの情報では決定的に足りない点があると思います。
それは、「そもそもどのような意思決定があり得て、それによってどうなるパターンが考えられるのか」という未来予想図です。

一応、転職エージェントに登録すると、カウンセリングに呼び込まれ、そこで1時間程度話した上で、適した求人を紹介するという流れはあります。
そこのキャリアアドバイザーが示してくれる未来は、その人が知っている一部の世界です。

Webという集合知を活用できるツールがある今、これを使わない手はないと思います。

色々な、年代、性別、学歴、年収、家族構成、地域、職歴、志向性、ライフプラン等、現代の人々は多様な価値観を持って生きています。

その人たちが転職したときの経験を集合知としてWeb上に載せておくのはすごい価値がある気がします。

あのとき僕が通った道を、こんどは誰かが通るとき、もっとスムーズに通ってほしい。
それが実現できそうです。

キャリアアドバイザーは、顧客とアドバイザーという関係性で対等ではありません。
しかし、転職者の情報を、転職志望者が見るというのは同じ経験を共有しようとする、対等な関係のように思えるのです。

今日はこれくらいにして、こういった未来を実現できるよう、また日々実現に向けて尽力します。


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目標の立て方に悩む後輩


僕は今年で社会人4年目になるのですが、2年目の人(Aさんとしましょう)が目標設定で悩んでいたので相談に乗っていました。

「目標を設定したのだが、どうしてもマネージャーが納得してくれない。」
とのことでした。しかし、話を聞いていると、どうも、目標達成のための行動の根拠が薄いところにマネージャーが納得しない原因があるように思えました。

行動ありきの計画になってしまっていて、目標から逆算しているように聞こえませんでした。
積み上げ型の計画では目標達成は運に支配されてしまうので、逆算型の計画で目標達成に対して常に能動的にアクションできるようになってほしい、というマネージャーの親心でしょうか。
僕はこれをどう伝えればわかってくれるか、じっと考えていました。


わかりやすく伝える方法


Aさんは、抽象的な表現よりは具体的な説明を好むタイプです。
しかし、目の前の現象は複雑なので、具体的過ぎても伝わりません。
なんとかこの現象の構造を簡単にして伝えてあげることで、対応の方法を考えてもらいたいと思いました。

はじめ僕は、トンネルを開通させるという目標に対する比喩で説明しようかと考えていました。
「100メートルのトンネルを開通させるのにシャベルを使うと1時間で10メートル進むと分かっていたら10時間で開通することがわかるでしょ。
でも、なんとなくシャベルが一番良さそうだからシャベルで掘ります、では聞いている側(マネージャー)は納得してくれなさそうじゃん??」
的な説明です。

ただこれわかりにくいな、と思いました。
トンネル掘ったことないし。
僕が好きなハンターハンターという漫画の修行からインスパイアされたんだと思います。

どうでもいいのですが、僕は気づかぬ間にハンターハンターにインスパイアされていることが多いです。
東工大の後期試験で自分なりの発明を考えよという論述問題があったのですが、VR/AR的な皆が共有できるネット空間を解答にしました。
その時、自分は割と天才的発想と思ったのですが、思うとヨークシンシティ編のグリードアイランドというゲームと同じ発想でした。


効果的な説得方法


それはともかく、もっとAさんも経験したことがあるわかりやすい例は・・・と思って振り絞った例が以下の通りです。

「テスト5教科で450点取りたいときに、方法は色々あるよね?
全部90点もそうだし、数学は100点で他4教科で350点取るとか。
そしてその戦略を取るのには逆算するし、その計算の根拠も考えるよね?」

テストなら皆受けたことがあるはずだし、高い方が良いというのも共通するしわかりやすいかなぁと思って咄嗟に出しました。

結果・・・、なんか腑に落ちたみたいでした。
なにこれ簡単な話やん、と思うかもしれません。
でも実際にはAさんが納得ってあんまりないんですよね。
Aさんにとって伝わりやすい話はなんだろうと考え続けた結果かなと思います。

伝わって良かった。
まぁ、それを活かせるかはまた別の話ですが、人に納得してもらう技術というのはなかなか難しいので、これからも精進します。

↓シャベルで掘る話が載っている漫画はこちら


デザイナー太刀川瑛弼氏の講演が会ったので行きました。
東京都の震災のサイのデザインであったり、JRの青森の南部せんべいラスク等で人気のおやつTIMESのプロデュースを行っている方です。
1時間半くらい話してくれましたが、簡単に2点、特に仕事で活かせそうなところに絞って綴りたいと思います。
僕なりの解釈になるので間違えていたら申し訳ないです。


1.デザイン思考とは、イノベーションを起こす思考法


太刀川氏曰く、デザイン思考では、以下2点が重要みたいです。


形の達人
関係の発見


世間的では、「イノベーションを起こすには、AとBの新しい組み合わせ(関係)を発見することが重要だ」ということ、つまり②が結構言われているが、実はその関係を良くする「形」を熟知していること、つまり①も重要だということを強調していました。


その場にあったマイクとペットボトルを例に挙げて、


マイクとペットボトルをガムテープでくっつけるのもデザインではあるがイノベーションとまでいかず、


マイクの話す丸い部分の先っぽから飲み物がぴゅーっと出るようになったらイノベーションかな、みたいな話をしていました。


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その形が生む関係にムダが少ないというか。


形が生まれると関係が生まれる。


その関係が良くなることが良いデザイン。


こんなことを言っていましたが、これは企画のデザインとかでも言えると思います。


無駄な形を減らしてスムーズに水が流れるイメージです。
デザイン思考とは、形が生む関係が良くなるように設計し実現しようとすることなのかなと僕なりに解釈しました。


日ごろの仕事でも、その形にした時に、もっと無駄がなくなるようないい形がないかデザイン思考で考えてみることにします。


2.仕事相手からYESを生み出す方法


こちらも結構、仕事で使えるなと思いました。
仕事において、こちらの思惑があるのと同様に相手にも思惑があります。
相手からの要望が、こちらにとって良いと思えなかったり、こちらの自由度が非常に小さくなってしまったりすることはあると思います。
「土地の名産の○○を使って、うちの知名度を上げてよ」
そんなときに無下に断ったり、こちらの要望を通そうとしても、その仕事は上手くは進みません。
そんなときは、手の可能性も広げる質問も追加して答えるみたいです。
「もちろん○○は土地を代表するもので、知名度を上げることはできるとは思います。さらに△△というコンセプトを使うのはいかがでしょうか。このコンセプトを象徴するようなあなたの地域出身の起業家がたくさんいます。
既存のイメージだけでなく、新たに△△というイメージで新鮮さもアピールできると思います。」
相手にもメリットを感じてもらいつつ、こちらもわくわくするような提案をする。
これが成功すると両者がわくわくするような仕事ができそう、というのは僕もそう思います。
まぁ、かならずしも相手が賛同してくれるわけではないですが、少しでもこちらの自由度を上げたり、相手のビジョンに近づけるような質問はするみたいです。


以上2点、仕事で使いながらより精度を上げていけそうな考え方ではないですか?
実際は奥深い考えだとは思いますが、実践する中で考えを進めていけそうな気がします。

デザインだけでなく、働く上で自分の未来を考えることに手助けになる一冊です。
是非ご覧あれ。


ピンポイントの情報収集ツール、Googleアラート


皆さんは情報収集にどのようなツールを使っていますか?
テレビ、大手新聞、SmartNewsやYahooニュース、Gunosy等のキュレーションアプリ、Twitter等、色々な手段があると思います。

ただ、これらは色々な情報を含み、ある特定の分野だけをピンポイントに集めてくれるということはありません。
キュレーションアプリなら近いことはできますが、まぁ幅はちょっと広すぎるかなという感じです。

数あるツールの中で僕がピンポイントに情報を集めてくれて使えるな、と感じて実際に使っているのは
Googleアラート
です。

10年以上前からあるサービスで今更感があるのですが、地味に使い勝手がいいです。


キーワードを含むニュースを楽々送ってくれる


キーワードを設定すると、それを含むニュースを拾ってきてメールで送ってくれます。


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配信頻度は「1日1回」、「1週間に1回」、「その都度」から選べます。


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キーワードを入力すればすぐ登録できるので楽チンです。

Googleアラートの何がいいか?
それは、こちらが「ほしい情報」を「自動で選んで定期的」に送ってくれる点です。
能動と受動のバランスが良いのです。

GoogleTwitterで検索すれば「ほしい情報」は出てきますが、「その都度検索」しないといけません。
逆にSmartNewsGunosyは「自動で選んで」くれますが、「ほしい情報」をピンポイントでは選んでくれません。

Googleアラートは「ほしい情報」をキーワードですべて拾ってきます。


これだけだと不要な情報であふれてしまいそうですが、その中でもっとも重要そうなニュースを判断して「3つ選んで自動で定期的」にメールで送ってくれます。
それ以上キーワードがひっかかった場合はメールに詳細リンクが貼ってあり、リンク先に進むと見に行けます。


そちらは、キーワードが含まれる記事も話のメインでなくても拾ってきてしまうのですが、目視で読まない判断ができるので、そんなに不便には感じません。



頻度は僕は週1にしていますが、このくらいがちょうどいいですね。
あと自社の名前で登録すると、他の事業部やグループ会社が何をやっているのか知れて便利です。


スマホでも見られるので通勤電車で見られてOKです。
僕は週一回の転職・人材関連ニュースをTwitterでつぶやいているのですが、このツールで見た記事についてつぶやいていることがほとんどです。

絶妙な「能動」と「受動」のバランスのこのツール、皆さんも是非試してみてください。


Google アラート - ウェブ上の面白い新着コンテンツをチェック


本日はこの本を取り上げます。



イーロン・マスクの野望 未来を変える天才経営者

イーロン・マスクの野望 未来を変える天才経営者




 
イーロン・マスクのことをもしかしたら知らない人もいるかもしれません。

宇宙ロケット、電気自動車、太陽光発電の先端産業で革命を起こそうとしている異色の経営者です。それぞれ「スペースX」「テスラ・モーターズ」「ソーラーシティ・アイランド計画」で事業を進めています。

彼の天才性は、その壮絶な人生からも伺えます。
彼がスタンフォード大学の大学院に入った時、Windows95が発売され、インターネットフィーバーが起きていました。スタンフォードではサーゲイ・ブリンとラリー・ペイジが98年にはGoogleを立ち上げます。
そんな中、彼は大学を2日で辞めて、ソフト制作会社を立ち上げました。
そこからPayPalを興し、eBayに買収され巨額を手に入れました。
これがスペースXの出資元になります。

ここから、彼の宇宙ロケット、電気自動車の話が始まるのですから人の何周分か人生を送ってる気がします。

この本を通して見える彼の生き方は「前のめり」です。

例えばテスラ・モーターが国のエネルギー省から400億円ものお金を借りたときも9年早く返しています。それが納税者のためだと言って。

また英国BCCの「トップギア」という車の番組でテスラの車が特集されたときに、揶揄されたのに対しすぐに専用サイトを作り世論喚起を行いました。
僕も英国スコットランドにいたときに、ルームメイトのドイツ人がトップギアをよく見ていたので僕もちらっと見ていました。
欧州圏では結構人気の番組らしく、これに対して抗議するのはグローバルな議論を生むので、上手いなぁと思います。

とにかく、彼は前のめりに挑戦します。
失敗しようと、揶揄されようと彼は前に進み続けます。


彼ですら失敗するのだから、凡人の自分はもっと失敗してそれを成功するように修正するPDCAのサイクルを高速で回転させないといけないのだなと思います。

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